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2008.01.10

コーヒー雑記 11

コーヒーの後味の余韻が甘く感じられるときがある。
たぶん、湯がまろやかなのだ。
最近、成人病克服の観点から、私は十キロ減量した。
腹七分目を実行しているが、湯の甘さが分かるようになる。
するとコーヒー豆のうま味も、味わいも以前とは違って、口の中のあちらこちらに、味が湧いてくるような感じにさえ思えるから不思議だ。
どうやら、人間の体というのは、そのように仕組まれているようだ。
好きなだけ食い、好きな事が充ちたりた状況より、感覚は冴えてくる。
断食後の粥のうまさなども、筆舌に尽くしがたいと聞いたことがある。
今まで、私は食べるものの制限などは考えたことも無かった、
団子や、饅頭や、せんべなど、好きなときに好きなだけ食べて、おいしいと思っていた。
しかし、これは「うまい」という意味が違っていた。

あの、高原の空気が「うまい」という、うまさ。
このごろの私の、コーヒーのうまさに通じるものだ。
水や、空気のうまさが分かるためには、食欲に謙虚であらねばならない、つまり、好きなだけ食っていてはいけない。また、食えないからこそ、「うまい」というものが存在する。

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